住宅ローンを滞納するとどうなる?対処方法も含めてご紹介
住宅ローンを滞納したら、どうなってしまうの?
先行きが不透明で変化の激しい現在では、給料が減ったり、会社の倒産やリストラで突然収入がなくなったり、また病気などの予想外の出費で滞納せざるを得ないこともあります。
もしも滞納してしまったら、すぐに家を追い出されるのか?
滞納してしまった場合、どう対処して良いのか?
そんな不安を解消するため、住宅ローンの滞納についてご説明します。
住宅ローンを滞納するとどうなるのか?
住宅ローンを滞納すると以下のような流れで話が進みます。
●ステップ1:約3か月滞納すると督促状が届く
●ステップ2:さらに3か月ほど滞納する(計6か月)と保証会社から代位弁済手続き開始の通知(保証会社が金融機関に住宅ローンを一括返済し、保証会社が一括請求する)が届く
●任意売却するか競売にかけられる
しかし、売却したら、それで終わりというわけではありません。
売却額が住宅ローンの残金に満たない場合、差額は残債となり、返済しなければなりません。
住宅ローンを滞納した場合の対処方法
住宅ローンを滞納した場合の対処方法は以下です。
●金融機関に連絡し条件変更を相談する
●借り換え
●売却
●リースバック
●個人再生の利用
滞納し始めたら、対処がどんどん難しくなるので、基本的には返済が厳しいと感じてきたら、銀行に相談して条件の変更や借り換えをして乗り切りましょう。
住宅ローン滞納前の対策(返済条件の変更と借り換え)
住宅ローンの滞納で、売却や競売など最悪の状況を避けるには、返済できなくなる前に対策を取ることが大事です。
滞納する前の対策としておすすめである返済条件の変更と借り換えについてご説明します。
返済条件の変更
銀行に毎月の支払額の減額や期限の延長など返済条件の変更の相談をします。
ただし、一時的な変更しか認められませんので、変更期間が終了したら元の条件に戻ります。
また、病気などに銀行が納得できる理由が必要です。
借り換え
一時的な収入減少ではなく、毎月の返済が厳しい場合は借り換えを検討しましょう。
住宅ローンを組んだときよりも今の金利が低い場合、借り換えで返済額を減らすことができます。
しかし、借り換えると住宅ローンの諸費用が再度かかるので、注意が必要です。
まとめ
住宅ローンを滞納するとどうなるかというと、すぐに追い出されるのではなく、督促状→代位弁済手続き開始の通知→競売という流れで進んで行きます。
住宅ローンを滞納した場合の対処方法はさまざまですが、基本的には払えなくなる前に銀行に相談し、返済条件の変更や借り換えを行いましょう。
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