不動産一括購入のメリットと注意点をご紹介
不動産を購入する時に、一括購入するか、ローンを組むかで悩む方が多いのではないでしょうか。
長期的に見て負担の増える住宅ローンを避けたいと思う一方で、費用を考えると、一括購入は難しいという人も多いでしょう。
今回は、不動産購入という大事な決断の助けとなるよう、不動産一括購入のメリットと注意点についてご紹介します。
不動産を現金一括購入することのメリット
不動産を現金一括購入する場合、もっとも大きなメリットが、住宅ローンを借りることで発生する金利負担や手数料の支払いが不要になる点です。
たとえば3千万円を借り入れた場合、必ずかかる諸費用として、事務手数料や登録免許税など複数項目の金額を試算すると、おおよそ14万円になります。
この他にも住宅ローンを借りることで発生する手数料がかかるものが、一括購入でかからないということです。
また、手続きについても、住宅ローンを利用する場合は金融機関の審査を受ける必要がありますが、一括購入では必要ないため、購入までの期間や手間を短縮できます。
不動産を現金一括購入することの注意点とは
不動産を現金一括購入する際の注意点として気を付けたいのが、住宅ローン控除の制度です。
住宅ローン控除とは、借り入れた金額により所得税から控除される制度です。
この制度を受けるには細かい条件がありますが、金利分を負担しているにも関わらず、最終的に支払う金額が、現金一括購入の場合よりも安くなる場合があります。
2022年からは制度の見直しがおこなわれる予定ではありますが、住宅ローン控除を使うことで現金一括購入よりも費用を抑えられる可能性があります。
また、住宅ローンは金利が普通のローンよりも安い場合が多いでしょう。
現金一括購入で手元にある預貯金を使いきってしまい、生活費用のために一般のローンを組むよりも、住宅ローンで購入した方が、長期的に考えて得するケースがある点を頭に置いておきましょう。
不動産を現金一括購入する際の諸費用や流れ
不動産を現金一括購入する場合とローンで購入する場合とでは、大きく購入までの流れが異なります。
一括購入では、申し込み、契約、住宅の引き渡しと3ステップです。
しかし、住宅ローンを利用する場合は、ローンの審査の申し込みの手順などが必要なため、手順が多くなります。
また、必要書類も異なります。
住宅ローンで購入する場合の必要書類は以下のとおりです。
●住民票
●身分証明書(免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きのもの)
●印鑑届
●収入証明書
ほかにも、家の図面などの資料や金融機関の指定する書類が必要です。
現金一括購入の場合は、収入証明書以下が不要になります。
住宅ローンを利用して購入するほうが、必要書類が多くなり、手続きが複雑になることも覚えておきましょう。
まとめ
不動産の現金一括購入は、家庭の経済事情に応じて、慎重に検討する必要があります。
住宅ローンで購入するのと一括購入するのと、どちらが長期的に見ると損がないのかをよく考え、ライフプランに合った購入方法を選択しましょう。
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