家の売却におすすめとされる「ホームステージング」とは一体なに？

中古住宅のスムーズな売却には、住宅そのものが持つ魅力のほかに、戦略的な売却方法を取り入れて売却をすすめるのがおすすめ。
今回は、近年注目が高まっている「ホームステージング」を取り入れた家の売却のメリットや費用などを見ていきます。
早く売りたい方や高く売りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

家の売却に役立つ「ホームステージング」とはどのようなもの？

中古住宅の売却においては、まずは不動産会社に仲介をお願いして、住宅の魅力を広告に打ち出すスタンダードな売却活動をおこなっていくのが一般的。
しかし、近年は、アメリカやカナダなどの北米やヨーロッパの先進国でも広く知られている「ホームステージング」や「オープンハウス」などを取り入れることが増えています。
ホームステージングは、新築住宅市場で見られるモデルハウスやモデルルームなどのように住宅を演出する方法。
家の第一印象を決めるエクステリアはもちろん、家のなかの住宅設備、家具、照明器具、インテリアファブリックなどを総合的にプロデュースする戦略のひとつで、売主が理想とするスケジュールや値段での売買取引に効果があるとされています。

家の売却シーンで「ホームステージング」が持つメリットとは？

欧米でホームステージングが広く知られているのには、社会的にマイホーム購入後も家の住み替えが選択肢のひとつとなっていることにも理由がありますが、家具やインテリアファブリックなどを含めたトータルコーディネートで売却中の家を印象づけ、不動産としての価値を上げながら売るという考え方が背景にあるため。
ホームステージングを取り入れることにより、中古住宅の販売期間が大幅に短縮できたり、希望する価格で高く売れたりといったメリットが期待できるようになるんです。

家の売却に「ホームステージング」を取り入れるときの費用とは？

売却スケジュールや売却価格などへの恩恵が期待できるホームステージング。
中古住宅の売却においてホームステージングを取り入れるときの費用は、売りたい家のある地域、規模、種類などによっても変わってきますが、価格相場は、15〜30万円ほどとされています。
また、ホームステージングは、売主が居住しながらおこなうか、または空き家の状態でおこなうかによって費用や準備にかかる時間が異なってきます。
マンションなどの集合住宅の売却では、ホームステージングをおこなうのが困難なこともあるため、媒介契約を結ぶ不動産仲介会社との相談や周辺環境との兼ね合いを見ながら検討していきましょう。

まとめ

実は、ホームステージングは、日本よりも中古住宅市場が活発な欧米では、すでに広く取り入れられている販売方法。
家の売却を検討している方は、ぜひ検討してみましょう。
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