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空き家対策を家族信託でおこなうメリットとは?

空き家対策を家族信託でおこなうメリットとは?

高齢化が進む日本では、空き家問題が深刻化しています。
そのため終活などが注目されており、そのなかに家族信託といわれるものがあります。
そこで今回、空き家が発生する原因と家族信託とはなにか、どんなメリットがあるのかをご紹介します。
ぜひ、空き家を相続する予定のある方は記事を参考にしてみてください。

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空き家が生まれる原因とは?

空き家が生まれる原因の多くは、所有者が高齢者で、子どもがほかの地域で資産を築いていたり都会で就職していて、亡くなったあとに住む人がいなくなるパターンです。
また、所有者が認知症になるケースがあり、そのまま老人施設などに入居し、空き家になることもあるでしょう。
そのため、国では空き家対策のため、2015年2月から空き家等対策特別措置法を施行しています。
空き家等対策特別措置法とは、適切に管理されていない空き家に対して自治体が指導をおこない、景観に合っていない場合や周囲に被害、倒壊のリスクがある場合に行政指導や罰金などを設ける制度のことです。
指導などに対応しない場合は、固定資産税の軽減措置がなくなり3分の1または6分の1増税されます。

空き家の家族信託とはどんなもの?

家族信託とは、財産管理のひとつです。
所有する資産を信頼できる家族にたくし、任された受託者は、親の資産を家族のために自由に利用できます。
一般的に所有者である受益者が認知症にかかった場合には、預貯金などが凍結され、自由に動かすことはできません。
しかし、事前に家族信託をしておくことで受託者が有意義に利用することが可能となります。
終活のひとつとしても注目されている家族信託をこの機会に考えてみましょう。

空き家対策を家族信託でおこなうメリットとは?

メリットは、自益信託にすることで贈与税が発生しなかったり、受託者の判断だけで委託者の自宅の処分ができる点です。
また、数世代先の財産承継まで指定や委託者は空き家の管理を放棄できないのもメリットといえます。
一般的には所有者が亡くなった場合の資産の引継ぎなどは、相続候補者の同意のもとでおこなわれるため、勝手に処分することや一人占めなどはできません。
しかし、家族信託をおこなうことで、兄弟がいたとしても有意義に利用することが可能となります。

空き家対策を家族信託でおこなうメリットとは?

まとめ

空き家問題対策で注目されている家族信託は、後継者を専任することができ、相手方は断れないため、認知症になったり、亡くなったりした場合の管理を任せることが可能です。
なお、相続税などがかからないため、残す子どもにもメリットと言えるでしょう。
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