マイホームを購入する前から売却のことを考える人も多いです。では、そういった人にとっての盲点はどのようなところにあるのでしょう。この記事では、マイホーム売却に関する注意点について紹介します。
マイホームの市場価値
マイホームには市場価値があります。市場価値とは、その住宅が住宅市場で取引される価値のことです。売却する際に市場価値が住宅ローンの残高を下回っていると、住宅ローン完済の不足分を支払わなければならないという恐ろしい面もあります。
もし将来的にマイホームの売却を考えている場合は、この市場価値をよくチェックしておく必要があります。最後まで売却する気がなければ、それほど市場価値を気にする必要もないでしょう。
不動産の市場価値の予測は難しい
不動産の市場価値は自分の力でどうなるものでもありません。科学的にその推移を予測したとしてもその通りになるとは限りません。いくら調査吟味したところで、結局は運次第の一面もあります。
また、いくら市場価値が高くても、実際に売れなければ利益にはなりません。そのため、マイホームを購入する前から売却のことを考えていても、将来的に役立つことは難しいといえるでしょう。
売却査定価格は実際に売れる価格ではない
マイホームを売ることになった場合、まずは家の査定をしてもらうことになります。不動産に依頼して算定した売却査定価格とは、3ヶ月程度で制約に至ると想定される価格といえます。
しかし、これは不動産会社のデータから求められる目安でしかありません。そのため、複数の不動産会社に査定を依頼すると価格に大きな差が出ることもあります。もちろん必ずその価格で売れるというものでもありません。
まとめ
将来的にマイホームを売却するつもりで購入する人も中にはいます。しかし、いろいろ予測したところで価値がどうなるかははっきりとはわかりません。「専門家が言っていたから」としても、価値が上がる保証はありませんし、専門家が責任を取ってくれることもありません。そのときになってみないとわからないため、マイホームの正確な市場価値を予測するのは極めて困難といえるでしょう。
