日本の不動産市場の現状
現在、不動産業界で働いている人や、これから不動産業界で働こうとしている人、または不動産投資に興味がある人の中には、今後の不動産市場がどうなっていくのか気になっている方も多いかもしれません。そこでこの記事では、日本の不動産市場の現状について解説していきます。
首都圏の需要がとても高い
需要が常にある不動産立地は首都圏物件です。首都圏は人の流入が見込め、都市開発のめども立っているため、注目している投資家も多いです。人口が増えれば、オリンピックなどの世界的なイベントも開催されるため、それによりさらに開発が進みます。そのような点から、首都圏の需要は今後もかなり見込めます。
投資先で人気があるのはオフィス
投資先で人気を集めているのは、都心部にあるオフィスです。働き方が多様化してる昨今ですが、すべての業務をオフィスなしでできる企業は、そう多くはありません。都心部にオフィスがあれば、何かと便利で安心できます。そのため、オフィスに対する需要は高く、引き続き投資先物件としても高い人気を誇りそうです。
今後の不動産価格はどうなる?
日本ではこれまで世帯数が増加してきましたが、2023年をピークに減少が予測されています。世帯数が減れば、それだけ住宅の需要も下がります。また、単独世帯の高齢者が亡くなったり、施設に入ったりして、空き家が増えているのも問題として挙げられます。高齢者が多い地域では、世帯数の減少が起こりやすいため、不動産価格が下落する恐れがあります。
不動産市場に影響を与える要因は多く、すべてを把握するのは難しいです。株価や為替は不動産に影響を与えるといわれています。そのため、株価や為替が下がったタイミングで不動産売買を検討するのもおすすめです。
まとめ
現状として日本の不動産市場は安定しています。そのため、世界的にもまだまだ価値があると認識されています。しかし、これから起こるであろう少子高齢化の影響などで、今後どうなっていくかは、まだまだ不透明です。現在、不動産価格の高騰が続き、住宅ローンの低金利状態が続いています。しかし、バブルともいえる状況で、いつ弾けるかはわかりません。そういう背景もあり、不動産を売るならば2023年がベストとも言われています。