中古マンション購入の際に管理の質は要チェック!
マンション購入に興味がある人は「中古マンションは管理を見て買え」といった言葉を聞いたことがありませんか?マンション物件を評価する上で、管理が行き届いているかどうかはとても重要です。しかし、具体的にどういうところを見れば管理の質がわかるのでしょうか。この記事では、中古マンションの管理体制で見ておきたいポイントを紹介します。
設備の状態
中古マンションで見ておきたいのが周辺設備です。中でも給排水設備は生活する上でもとても重要なので、しっかり管理されているかチェックしましょう。給排水設備の管理の質が悪いと、水漏れや給排水断絶のリスクがあります。内覧ではチェックしづらいポイントのため、不動産会社に直接尋ねてみるのもおすすめです。
共用部分の状態
エントランスやエレベーター、ゴミ捨て場、駐車場といった共用部分の状態は必ず確認しておきましょう。こうした共用部分の手入れがされていないマンションは、資産価値が下がってしまいます。そうすると、いざ売却や相続のときにネックになるため、内覧時に確認しましょう。共用部分の清掃がしっかりされているかは管理規約や維持修繕計画の内容に左右されることが多いです。
ゴミの分別がされていなかったり、駐車場・駐輪場の使い方が悪かったりすると、入居者の質が低いと考えられるため、併せてチェックしておきたいです。
中古マンションの管理形態
多くのマンションは、管理業務を管理会社に委託しています。管理形態は、管理員が住み込みで業務を行う常駐管理、管理員がマンションに通勤して業務を行う通勤管理、1人の管理員が複数のマンションを定期的に巡回する巡回管理の3つが主です。
どの形態かはマンションの規模によって異なりますが、常駐管理>通勤管理>巡回管理の順番で、管理体制の質がよくなります。
まとめ
中古マンションを購入する際、不動産業者から細かい注意事項の説明があります。しかし、その中で管理体制がしっかりしているかは、とくに説明されません。そのため、管理の質がいいかどうかは自分の目でしっかり確かめることが大切です。