知っておきたい住宅ローンの種類と比較方法
住宅を購入する際、多くの人が住宅ローンを利用するはずです。住宅ローンにもさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか悩んでしまうこともよくあります。そこでこの記事では、住宅ローンの種類と特徴について紹介していきます。
住宅ローンの種類①民間融資
銀行や信用金庫、信託銀行、ネット銀行など、民間の金融機関が独自に設けている住宅ローンが民間融資です。金利や融資条件、限度額などは金融機関によってそれぞれ異なります。一定の条件を満たすことで、金利が下がるものもあります。
住宅ローンは普段利用していない銀行でも申込可能です。まずは各銀行でどのような住宅ローンを用意しているのか調べてみましょう。
住宅ローンの種類②公的融資
現在ある公的融資は財形住宅融資です。勤務先で財形貯蓄を1年以上続け、貯蓄残高が50万円以上あるなど条件を満たしていると利用できます。勤務先によって複数の申込窓口があり、それぞれ条件も違ってきます。
都道府県や市町村などが行う自治体融資は現在ほとんど行われていません。
住宅ローンの比較方法
住宅ローンの比較方法として金利への着目があります。金利は大きく変動金利と固定金利の2種類に分けられます。
変動金利は原則として、半年ごとに金利が見直されます。金利が低く設定されていますが、金利上昇局面では返済額が高くなる可能性があります。そのため、借入金額が少なく、早期返済が見込める人におすすめです。
固定金利はまったく金利が変わらない全期間固定型と、一定の期間変わらない固定期間選択型があります。固定金利が向いている人は、返済途中に金利が上がると返済に困ってしまう人です。年齢を重ねることで借換えの審査が不利になる可能性がある人は、固定金利を選んだほうがいいかもしれません。
まとめ
住宅ローンにはさまざまな種類があり、メリット・デメリットも異なります。種類の違いをよく理解して、自分に最適な住宅ローンを選ぶようにしましょう。また、毎月の返済額を決める際は、無理のない返済額を設定するのが大切です。