不動産投資における「72の法則」とは?
不動産や株式といった投資で「72の法則」という計算方法が使われることがあります。この法則を用いると、元本を倍にするのに何年かかるかがすぐに計算できます。初心者にもわかりやすい法則なので、投資に興味がある人は、ぜひ覚えておきましょう。
72の法則とは
72の法則とは、資産運用をするときに、投資額が2倍になる期間を求める計算式です。この法則を使うと複利で資産を運用した時、投資金額が2倍になるまで、どのくらいかかるのか計算できます。
72の法則を発見したのは、相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタイン博士といわれています。
72の法則の計算式
72の法則の計算式は、以下の通りです。
72÷金利(%)=運用年数
たとえば、金利1%で運用する場合、計算式は72÷1となるため、投資金額が2倍になるまで72年かかるとわかります。年3%だと、72÷3となるので約24年かかると求めることができます。
72を金利で割るだけで投資額を2倍にするのにどのくらいかかるか、だいたいの年可能です。数を求めることが
また、逆にn年後に資産を2倍にするには何%の金利が必要かという時も72の法則は役立ちます。
例えば18年で資産を2倍にしたいと考えている場合、72の法則を使って72÷18で計算すると4%の年利が見込める投資商品に投資しればいいという事がわかります。
複利の投資商品は元本割れの可能性も
72の法則はあくまで資金を複利で運用した場合の計算方法です。
まとめ
72の法則を使うと、元手が倍になるまでどのくらいの年数が必要なのか、簡単に計算することができます。投資関係の計算は複雑なものが多いため、計算に苦手意識がある人は、まずこの法則に触れておくのがおすすめです。さらに詳しく知りたい場合は、投資の専門家に相談してみましょう。