知っておきたい不動産取引の基礎知識
一般の人にとって、不動産取引をする機会はあまりないかもしれません。しかし、まったく知識がないと、いざというときに損をしたり、騙されたりする可能性があります。そのため、最低限の知識は身につけておいたほうがいいでしょう。そこで今回は、不動産取引の基礎知識について紹介します。これから不動産取引の予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
不動産の査定の依頼
不動産の査定は無料でできることが一般的です。不動産査定は不動産会社の営業の一環でもあるため、料金が発生しません。ただし、不動産会社の査定には、はっきりしたルールがないため、会社ごとに査定結果が違うこともよくあります。相場を正しく知るためにも複数の不動産会社に査定してもらいましょう。
土地の売却にかかる諸費用
土地を売却した場合、売ったお金がそのまま手元に入るわけではありません。不動産の売却には、さまざまな費用がかかります。所有している物件に住宅ローンの残債がある場合は、ローンの抵当権を抹消するための費用も必要です。物件や売却方法によって、どのくらいの費用がかかるかは変わってくるため、あらかじめ諸費用について確認しておきましょう。
確定申告が必要に
不動産を売却して譲渡益が出た場合、必ず納税しなければなりません。ただし、特例が適用されれば納税しなくていいケースもあります。いずれにしても売却した翌年には、所轄の税務署で確定申告を行う必要があります。初めて譲渡益が発生した場合は、早めに税務署や税理士に相談するなどして、確定申告を忘れないようにしましょう。
まとめ
安心して不動産取引をするためのポイントはたくさんあります。今回はその中から3つを紹介しました。税金や法律など、普段の生活ではあまり使わない知識が必要になることも多いため、わからないことがあれば税理士などに相談してみましょう。不動産取引でトラブルが生じると、大きな問題に発展しがちです。そうならないためにも正しい知識を身につけておくことが大切です。