老後2000万円問題の準備として…老後に備えて住宅の購入を
4回にわたって「老後2000万円問題」について、取り上げさせて頂きました。
最終回となる本記事では、住宅を購入することが安心して老後を迎えるためにどんなメリットがあるかご説明していきます。
家を買うメリット
前回の記事でもお伝えしたように、家を買うメリットとして、住宅ローン完済後の資産形成になる事、生涯賃貸で生活をするよりも資金計画が立てやすい事などが挙げられます。賃貸の場合、増税の影響を受け土地や建物の税金が増えた時や物価があがるなどの経済的な理由により家賃が値上げされる可能性もあります。
しかし、家を持っていれば、そのような変動の可能性もありません。老後の生活資金の計画を、変数を減らして立てたい方は、持ち家が向いているといえます。
持ち家が向いている人
ここまでは、老後2000万円問題の対策として「家を買う」事についてご説明してきました。しかし、そもそも持ち家が向いている人と、そうでない人がいます。持ち家が向いている人、向いていない人の特徴をそれぞれ見てみましょう。
後の働き方や収入など、様々な視点から購入するべきなのかを判断する必要があります。
早く家を買った方がいい理由
家を購入する決断をした方の多くは、住宅ローンを組むのではないでしょうか。ここで重要になってくるのは、住宅ローンをいつ払い終わるのかという点です。老後に備えるという点で考えると、早い内に家を購入することで、早くローンの返済が終わります。そのため老後の生活費の負担も減り、現金で購入した人と同じくらいゆとりのある生活が送れる可能性が高くなります。