売れない土地はどうやって売るのが正解?売れない理由と対策を解説
土地は保有しているだけで固定資産税がかかります。管理費もかかるため、なるべく早く売ってしまいたいと悩んでいる人もいるかもしれません。この記事では、土地が売れない理由や、どうやって売るのが良いのかを解説していきます。
土地が売れない理由
売れない土地には、いくつかの理由があることが多いです。
たとえば、道路に接していなかったり、敷地内に急な傾斜があったり、土地の形状がいびつ過ぎたりと、条件が悪い土地は売るのが困難になります。
他にも境界が画定しない土地は、隣地所有者とのトラブルに発展するリスクがあるため、売れない原因のひとつになります。法令の制限により、建物が建てられないような土地もなかなか売れません。
どうやって売るのが良い?
では、売れない土地はどうやって売るのが良いのでしょうか。
まず考えられるのが値下げです。土地の価格が相場よりも高ければ、当然売れにくくなってしまいます。売れない土地は価格が高い可能性があるため、値下げを検討してみましょう。目安としては査定価格から20%ほど下げると売れやすくなります。
他にも不動産会社との契約方法を変えてみるのも方法のひとつです。信頼できる不動産会社と専属専任または専任媒介契約を締結すると、ある程度の成果が期待できます。
また、不動産会社にはそれぞれ得意なエリアや土地のタイプなどがあります。所有している土地マとッチングする不動産会社を選ぶことで売れる可能性は格段に高まるでしょう。
空き家バンクへの登録
売れない土地は、空き家バンクに登録するのもおすすめです。
空き家バンクとは、自治体が行っている不動産情報サイトのことです。「空き家」という言葉がついていますが、更地でも登録可能なところもあります。掘り出し物件が多いことから、空き家バンクを熱心にチェックしている買主も多いです。
そのため、空き家バンクに登録しておくことで、購入意欲が高い人の目に留まる可能性がアップします。
まとめ
売れない土地は、ちょっとした工夫をすることで売れる確率が上がることが多いです。売り出し価格を安くしたり、空き家バンクに登録したりと積極的に働きかけることで、多くの人の目に触れるようになります。また、不動産会社を変えることで売れることもあるため、なかなか動きがない場合は不動産会社の変更も考えてみましょう。